縮毛矯正剤は「強い・弱い」だけで選ぶと、仕上がりもダメージも安定しません。このページでは、美容師が薬剤を選ぶときに見るべき数値と、プロ用縮毛矯正剤チオストの4品を髪の状態別にどう使い分けるかをまとめました。
POINT
縮毛矯正剤を選ぶときに見る3つの数値
縮毛矯正剤(ストレートパーマ剤の1剤)の性格は、主にpH・アルカリ度・還元剤の種類と濃度で決まります。同じ「チオ7%」でも、pHとアルカリ剤が違えば髪の膨潤の仕方もアイロン時の負担も変わります。
もう一つ見落とされやすいのがアルカリ剤の種類です。揮発しにくいMEA(モノエタノールアミン)は髪の内部に残りやすく、アイロンの熱で水蒸気爆発やダメージの原因になります。チオストは全品でMEAを使わず、アルギニンを中心に処方しています(詳しくはアルカリ剤の特徴)。
LINEUP
チオスト4品のスペック比較
| 製品 | pH | アルカリ度 | チオ濃度 | 向いているケース |
|---|---|---|---|---|
| チオストL | 6.5(中性域) | 0.0 | 7.0% | 中程度のクセ。酸性まで攻めたくない中間層 |
| チオストH | 9.0 | 5.0 | 9.0% | 強いクセ毛。しっかり伸ばしたいケース |
| チオストAC | 4.8(酸性) | 0.0 | 7.0% | ブリーチ毛・エイジング毛などダメージ毛 |
| チオストプロテクション | 5.0 | 0.0 | 0.0% | 前処理・中間処理(各剤と併用) |
数値は製品情報に基づきます。本製品は美容師専用です。
HOW TO CHOOSE
髪の状態別・チオストの選び方
強いクセ毛・健康毛 → チオストH
チオ濃度9%の単一還元で、強いクセにしっかり応える高出力タイプ。アルカリはアルギニンと微量のアンモニアのみで、揮発性の高いアンモニアはアイロン前に飛びやすく、MEA不使用で水蒸気爆発のリスクを抑えています。
中程度のクセ・ダメージが気になる中間層 → チオストL
アルカリゼロの中性域(pH6.5)。キューティクルへの負担を抑えながら、芯のあるやわらかいストレートに仕上げたいときの基準になる一本です。
ブリーチ毛・エイジング毛 → チオストAC
酸性(pH4.8)×単一還元×ノンアルカリ。「酸性ストレート=酸熱」以外の選択肢として、酸性領域でもS-S結合に届く還元力を持たせた処方です。
すべての施術に → チオストプロテクション
施術前・施術中に使い、髪の水分バランスとpHを整える補助剤。アイロン前の水分コントロールで水蒸気爆発を抑え、各剤の仕上がりを安定させます。
クセの強さの見極めにはくせ毛チャートも参考にしてください。
WHY CHIOST
チオストが「チオ単一還元」を選ぶ理由
市場では複数の還元剤を組み合わせた複合還元が主流ですが、チオストはあえてチオグリコール酸の単一還元にこだわっています。作用が明確で結果を予測しやすく、トラブル時の原因特定も早いこと、新人スタイリストへの技術伝達がしやすいことが理由です。詳しくはチオ単一還元とはをご覧ください。
WHERE TO BUY
購入方法
チオストは美容師専用の縮毛矯正剤です。レスキューヘア プロ専用オンラインショップのほか、全国の取り扱いディーラーからご購入いただけます。施術理論はRTS縮毛矯正セミナーで学べます。