「捻転毛」「波状毛」などの専門用語は現場の判断に使いにくい。レスキューヘアは20年以上の施術経験から、見た目と手触りに基づいたオリジナルの分類法「くせ毛チャート®」を開発しました。

APPROACH

ポイントは「見た目」と「触感」に忠実であること。この方法で20年以上、施術トラブルは一切ありません。専門用語よりも、実際の形状・リッジ・質感を軸に判断することが、再現性の高い施術につながります。

CURL TYPE CHART

レスキューヘア式くせ毛チャート® — 5つの分類

  1. 01 超難

    ミクロリッジカール

    Micro Ridge Curl

    スチールウール状 細かいうねり密集 最高難度

    スチールウールのようにリッジが強く、細かいうねりが密集しているクセ毛。非常に施術が難しく、高度な矯正技術が求められます。レスキューヘアでは毎日1名程度の施術を行っており、代表菊地の最も得意とする領域です。

    • 太い毛・細い毛・生え始めの短い毛が混在するケースが多い
    • 根元に常に短い毛がある状態(常時切れ毛)の場合も
    • 薬剤の浸透ムラが起きやすく、均一な還元が最重要課題
    • アイロン熱のコントロールと十分な置き時間が必須
  2. 02 高難

    タフウェーブ

    Tough Wave

    洗濯板状 ハリとコシが非常に強い 撥水毛が多い

    洗濯板のような形状で、リッジが硬くはっきりしているクセ毛。毛を両方から引っ張ってもリッジが消えてまっすぐにならないほどの弾力があります。ミクロリッジと並んで、レスキューヘアへのご来店が特に多いクセの種類です。

    • 撥水毛の場合が多く、薬剤浸透が非常に難しい
    • フルウェットからのブローで応力緩和とクリープを十分に行うことが必須
    • 気を抜くと根元のリッジが残りやすい
    • タイムマネジメントと熱施術のシークエンスが仕上がりを左右する
  3. 03 中級

    ファームリッジ

    Firm Ridge

    くっきりしたうねり 引っ張るとまっすぐになる 一般的なくせ毛

    硬さはないものの、くっきりとしたうねり(リッジ)があるクセ毛。引っ張るとピンとまっすぐになる点がタフウェーブとの違いです。一般的なくせ毛の種類で、根元のリッジは比較的伸ばしやすい傾向があります。

    • 前回施術からの期間が空いた中間〜毛先のリッジに注意
    • 熱置き不足によるリッジ残りが起きやすい箇所
    • アイロン角度と圧力のバランスが仕上がり品質を決める
  4. 04 要注意

    ブロードウェーブ

    Broad Wave

    大きなうねり 湿度の影響大 前髪のみのケースも多い

    リッジの幅が広く、大きなうねりを伴うクセ毛。吸水毛の場合が多く、梅雨時期などの湿気の多い状況では顕著に広がります。全体は弱いのに前髪だけうねる方も非常に多いです。

    • まれに撥水毛のブロードウェーブも存在し、見た目に反して浸透しにくいケースがある
    • キューティクルがしっかりしていると還元が甘く伸び切らない場合も
    • 見た目のクセの弱さに油断せず、浸透確認を丁寧に行うことが重要
  5. 05 ケア注意

    ソフトフリーズ

    Soft Freeze

    広がり・ふわつき 軟毛に多い エイジング毛との区別が重要

    リッジは目立たないが、ふんわりと広がりやすいクセ毛。軟毛に多く見られ、エイジングで後天的なクセ毛になっているケースも多い。チオストシリーズの施術でほぼ伸びてしまうほど弱いクセですが、細毛・吸水毛の場合は薬剤の浸透が非常に速く、注意が必要です。

    • 細毛で吸水毛・途中の毛の毛先なども混在しやすい
    • 薬剤浸透が非常に速く、タイムオーバーのリスクがある
    • 見た目の弱さとは反対に、過軟化・ダメージへの配慮が必要なケースも

施術の基本は「見た目のクセの強さ」

このチャートに基づき、髪質に合わせて下記の要素を総合的に見極めながら施術を組み立てます。判断軸となるのは常に「見た目」と「触感」への忠実さです。

  • リッジの強さと形状
  • 髪の太さ・密度
  • エイジングによる後天的な変化の有無
  • 軟毛か硬毛か・撥水毛か吸水毛か
  • ダメージ履歴(ブリーチ・カラー・パーマ回数)

レスキューヘア式くせ毛チャート® は、お客様への説明、美容師同士の技術共有、施術戦略の構築において、専門用語よりも実用的で直感的な共通言語として機能します。